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ワケありな人-徳田さん

今回のワケありな人は、先日開催された生ごみリサイクルリーダー養成講座で講師を務められた徳田実さんです。徳田さんは仙台生ごみリサイクルネットワークの事務局長を務められている方です。

仙台生ごみリサイクルネットワークとは?
仙台で生ごみを堆肥化するなどの処理方法やその方法の実演、生ごみが自然に還る仕組みを講演している民間の団体です。講演は町内会や小学校で行われ、平成11年から活動されています。

仙台生ごみリサイクルネットワーク http://namagominet.jp/index.html

 

生ごみリサイクルリーダー養成講座

 

 

7月26日に開催されました生ごみ講座に参加してきました。ここでは仙台市の家庭ごみに含まれる生ごみの割合や生ごみの堆肥化の実演、エコクッキングなど様々なことを学んできました。

まず仙台市の家庭ごみに含まれるそれぞれのごみの重量比は紙44.9%、生ごみ34.6%、プラごみ11.1%、その他9.4%だそうです。さらにその中の26.5%が未開封のものや手つかずに捨てられたものが含まれています。このことから生ごみを減量することができれば、仙台市のごみも大幅に減量できることがわかります。そんな生ごみ減量のためには食品を使い「きる」、作ったものは食べ「きる」、ごみに出すときは水気を「きる」といった3つの「きる」を実践するだけで半分程度減量できるのです。

そして、それでも残ってしまったものを堆肥としてリサイクルすることで生ごみをほとんどなくすことが可能です。そのリサイクル方法でお勧めなのは、ダンボール箱を使った方法です。この方法だとあまり費用もかからないため家庭でも取り組むことができます。このリサイクルの仕組みは腐葉土や糠、炭と生ごみを混ぜることで微生物の力を使って生ごみを分解するというものです。

 

 

講座の後半にはエコクッキングで調理した料理をいただきました。キャベツの芯、人参のへたの部分、残り野菜を使用したコンソメスープ。人参の葉を使った天ぷら。カリフラワーやブロッコリーの芯を使ったキッシュなど、本来捨てるはずのものを使っていても全部美味しく食べることができました。個人的に一番美味しいと思ったのは先ほど挙げたキッシュです。ブロッコリーとカリフラワーの芯が使われていてもしっかり刻まれているため食感は良く、ブロッコリーの味もあまりしないので嫌いのお子様でも食べられるのではないでしょうか。

 

 

エコクッキングと言えば、私たちがメニューの投稿などを行っているモッタイナイキッチンがあります。モッタイナイキッチンでは今回のエコクッキングで使った本来は捨てるはずのものなどを使った料理のレシピを掲載。こちらは誰でも自由に見ることができます。有名な料理人のレシピも投稿される予定ですので是非ご覧ください。さらにレシピを見るだけではなく、ご自分でレシピを投稿することもできるので皆様のご自慢のレシピを投稿してみてください。

モッタイナイキッチン https://www.mottainai-kitchen.com/

 

 

ワケありな人-徳田さん

 

 

生ごみリサイクルネットワークで事務局長を務める徳田さんはこの活動を約20年行っています。しかし、この活動をする以前は生ごみなど興味がなかったようです。そんな徳田さんを変えたのは高砂市民センターが企画した「生ごみの行方」という講座に参加したことがきっかけでした。そこで出会った女性職員の生ごみリサイクルに対する熱い思いに触れ、現在の生ごみリサイクルネットワークの会長となる人に出会いました。偶然の出会いの連続により、今では仙台を環境日本一にしようという目標を掲げて活動されています。

徳田さんは「環境はすべて繋がっているため、自然から借りたものは必ず返さないと収支が合わなくなる」とおっしゃっていました。土で野菜を作って人が栄養などを得たら、その栄養はしっかり土に返さなければなりません。そうでなければ土の中の微生物に影響が出てそこからさらに多くのものに悪影響が出てしまいます。だからこそ堆肥化というリサイクルが土に栄養を返す一番良い方法なのです。

偶然の出会いが徳田さんを生ごみリサイクルの道に進めたと思うと何だかとても興味深いですよね。もしかしたらこのマガジンを読んでいるみなさんも、これがきっかけでごみの分別やリサイクルというものに興味を持つかもしれません。そうなればとても嬉しいです。

ちなみに、生ごみのリサイクルを考える講座をこれからも行いたいと考えているそうなので、堆肥化の方法やエコクッキングにもっと詳しく知りたいなど興味を持った方は是非参加してみてください。

 

 

 

いその

author いその

目玉焼きにはしょうゆをかける派のいそのです。学校の課題やバイトに追われる日々を過ごしています。ですがときどきいらないものを使って工作するのが楽しみです。あと弓を引くことも好きです。